【除湿機選び】3タイプ中“コンプレッサー式”はどんな人におすすめ?電気代・騒音具合・値段…実際に使ってみて検証
コンプレッサー式除湿機のデメリットは?
「コンプレッサー式除湿器」はコンプレッサーの動作音がややうるさいというデメリットや、気温の低い冬場は「デシカント式除湿器」に比べて除湿能力が落ちるので、最近では「コンプレッサー式除湿器」と「デシカント式除湿器」を組み合わせた「ハイブリッド式除湿器」も用意されていますが、本体サイズが大きくなりがちで、導入価格も比較的高価になるので見送りました。なによりも、我が家の場合、冬場は暖房の影響で湿度が低くなりすぎるので、加湿器を使うことはあっても、除湿器はいらないので、電気代が安く、夏場に強い「コンプレッサー式除湿器」を選択したわけです。 北海道に住む筆者だけではなく、気密性の高いコンクリート住宅や高層住宅に住んでいる方は、冬は除湿器は使わないという方も多いのではないでしょうか。であれば、筆者と同じように「コンプレッサー式除湿器」で十分ということになるでしょう。
「コンプレッサー式除湿器」を実際に使ってみた
筆者が今回、タンスのゲンの「衣類乾燥モード搭載 コンプレッサー 除湿器 24畳 10L/日」を選択した理由は極めてシンプルです。筆者が室内干しに使っている部屋のサイズが約10畳、北海道の気密住宅とはいえ、木造で10畳の除湿に対応し、かつリーズナブルなことを考えるとコンプレッサー式が候補あがりました。また、部屋干し部屋で使用する除湿器に特別な機能を求めていませんし、デザインもシンプルでスタンダードなもので十分です。タンスのゲンのコンプレッサー式除湿器はこの点を十分にクリアしているので、部屋のサイズが、さらに大きければ、それに合わせて、対応する部屋のサイズが大きなものもラインアップされているので、そちらを選択したでしょう。 タンスのゲンの「衣類乾燥モード搭載 コンプレッサー 除湿器 24畳 10L/日」には「衣類乾燥モード」が付いていたり、湿度設定が40%、50%、60%、70%から選択できたり、タイマー設定が可能であったり、「おまかせ」運転モードがあったりと機能もかなり充実しています。 筆者が一番興味があるのは、湿度60%の「おまかせ」運転モードで一体いくら電気代がかかるのか?という点。なぜなら、冬用の加湿器は確かに快適なのですが、月に1万円近くなる電気代が高すぎて、思うように使えなかった苦い記憶があるからです。実際に使用することを考えると電気代の高い今の時代ランニングコストはとても重要になってきます。