復帰の主将ソン・フンミンがPK弾!韓国がクウェートを下し無傷の4連勝でグループB首位を堅持
現地時間14日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBは第5節が行われ、韓国代表は敵地でクウェート代表と対戦した。 初戦に引分けて以降、3連勝で首位を走る韓国は、今予選まだ勝利のないクウェートを立ち上がりから圧倒。開始わずか10分、右サイドからソル・ヨンウが入れたアーリークロスを、町田ゼルビアに所属するオ・セフンがファーサイドで高い打点からの強烈なヘディングで合わせ、早くも韓国が先制する。 さらに17分には、イ・ジェソンのダイレクトパスに抜け出したソン・フンミンがエリア内で倒されてPKを獲得。このPKをソン・フンミンが自らゴール左へと沈め、あっさりと追加点を挙げた。 久々の代表復帰を果たした主将のPKでリードを広げた韓国は、その後もクウェートを押し込んでいく。40分には、ソン・フンミンとスイッチしたファン・インボムの左クロスをイ・ジェソンが頭で合わせたが、これはクロスバーに嫌われた。 後半、2点をリードしている韓国が優位に試合を進めるものの、クウェートが一瞬の隙を突く。60分、投入されたばかりのアル・シャマリがゴール前に浮き球のパスを送ると、エリア内右に走り込んだダアムが、冷静なコントロールから強烈な右足ボレーで韓国ゴールを破り、クウェートが1点を返した。 1点差に詰め寄られた韓国は、64分にソン・フンミンとイ・ミョンジェを下げてイ・テソクとペ・ジュンホを投入。すると迎えた74分、ファン・インボムのスルーパスに抜け出したペ・ジュンホが、エリア内左でDFをやり過ごし左足でゴール左へと沈め、韓国が3-1と再びリードを広げた。 勢いを削がれたクウェートは、セットプレーからのヘディングがポストを叩くなど決定機を生かせず。アディショナルタイムの5分間もクウェートの反撃を許さず、きっちりと逃げ切った韓国が4連勝で首位を堅持した。 4連勝を飾った韓国は19日、アンマンでパレスチナ代表と対戦する。 ■試合結果 クウェート 1-3 韓国 ■得点者 クウェート:ダアム(60分) 韓国:オ・セフン(10分)、ソン・フンミン(19分PK)、ペ・ジュンホ(74分)