大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文2)府県を越える移動控えて
他の都県との連携はどう考えているのか
読売新聞:さっきのキャリアの話が出ましたけども、いわゆる、今日テレビ会議もやりましたけども、ほかの他の都県との連携っていうのは知事、どのようにお考えですかね。そういう情報共有とかも含めてです。 吉村:ちなみに今日、西村大臣と会ったのって、あれ、皆さん、中身見てるんですか。 読売新聞:冒頭だけですね。 吉村:あれ出てからは見てないの? あんなのフルオープンでしたほうがいいんじゃないの。もう言ったらいいじゃない、記者会見で。大阪の会議はだいたい全部フルオープンですよって。なんであれ出すんですかって言ったほうがいいですよ、あれ。ちょっと僕、大臣の立場じゃないから。もう皆さんにこういう陰でこそこそ言いますけど、おかしいんじゃないんですかって。別に隠すことあるんですかって僕なんかは思うんですけどね。で、なんでしたっけ。 読売新聞:ほかの県との連携というのは、どういうふうにお考えですか。 吉村:まずほかの県との連携というのは非常に重要だと思っています。西村大臣のあの7都府県の会議においては、これから定期的にやるということが決まりました。今回の1発目の会議、これは大臣と知事が出ましたけども毎日情報共有をするというので、実務担当者同士が毎日情報共有をするということを確認しました。必要に応じて、また大臣と知事がきっしょきっしょでは出るということの確認をしました。大きな方向性として、やはりこの7都府県が国と連携してやっていこうというのが確認されたというか、それはもうみんなの一致の意見だと思います。
協力しつつも最後は各知事の判断
ただそれぞれのエリアで、都府県で、どんな措置を取るのか、もっと言えば最終的には事業の、じゃあさっきの自粛要請であれば、45条2項であれば、それはみんなが足並みをそろえる必要は僕はないと思っているので、最後は知事の判断ですから、情報共有はして協力をしながらも最後はそれぞれの知事の最終判断だというのが僕の認識です。小池都知事もそういう認識だったと思います。そうじゃない知事さんもいらっしゃるのかもしれないですけども、基本的には僕はそう考えています。いずれにしても、あの会議では7都道府県がやっぱりこれは協力して、情報共有もしながら、このコロナウイルスを抑えていくのをやっていこうよといったところです。 それから先ほど関西広域連合の会議にも出席しましたが、そこでも同じようにやっぱこれは関西地域で協力してこのコロナ対策をやっていこうということを確認をしました。共同宣言も発することになりました。その中身としては、それぞれ関西広域連合の府県を越えた移動についてはもうできるだけ控えてもらうように呼び掛けようということです。 もちろんこれは例えば兵庫-大阪、阪神間なんていうのは、仕事で行き来するのは当然ありますから、経済圏域が一緒なので、仕事で行き来するっていうのは当然あるとしても、そうじゃないような仕事とか、あるいはどうしてもっていうことを除けば、府県を越える移動はやめましょうということを関西広域連合の共同宣言として採択をしました。だからこれは府民の皆さんにも呼び掛けをしたいと思います。特に仕事等でどうしても無理な場合は、これはテレワークを推進しようという話がもう出ました、それが1つですけど、テレワークももうなかなかできないと。職場としてどうしても府県を越えなきゃいけないというような場合を除けば、基本的にこの府県を越える移動は控えてくださいということは府民の皆さんにもお伝えしたいと思います。これは広域連合として採択した中身でもあります。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見4月8日 全文3に続く