大阪府・吉村知事が定例会見4月8日(全文2)府県を越える移動控えて
大阪府の吉村洋文知事は8日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府、新型コロナ対策でホテル確保へ 吉村知事が定例会見(2020年4月8日)」の会見開始時間に対応しております。 【動画】大阪府、新型コロナ対策でホテル確保へ 吉村知事が定例会見 ◇ ◇
IR担当職員を新型コロナ担当に
吉村:例えば、IRなんかで言うと、これまでもご報告してるとおり、アメリカがああいう状況になって、なかなかMGMと大阪府とのやりとりもままならないような状況になっていると。話を進めるのが今いったん延期にもなりました。ですので、そのIRを担当している職員というのは仕事がないわけですから、その職員についてはコロナを担当してもらうということで、ごそっと異動させるとか、副首都推進局においてもさまざまな都構想の制度設計等も進めてくれてますが、出前協議会も延期になっているような状況ですから、じゃあそこでやっているメンバーはコロナ担当業務をやってもらうと。 コロナが生じたことによって、それはどうしても府民の皆さんにやんなきゃいけない仕事以外については、もうコロナの業務に集中して、府庁を挙げて、やっぱりこのコロナ対策に取り組んでいきたい、そういう思いで組織再編というか、組織再編はしないけど大幅な人員異動というのとテレワークというのをやるということです。 時事通信:ありがとうございます。幹事社からは以上です。 司会:次のご質問をお願いいたします。
自衛隊にはどういう業務をしてもらうのか
共同通信:共同通信の【****00:21:11】です。自衛隊に派遣を要請したということなんですけれども、これは具体的にどういう業務をしてもらうのか。患者さんの搬送なのか、それとももうちょっとロジ的なところなのか、お考えがあればお願いします。 吉村:まず病院から宿泊施設までの患者さんの搬送をお願いします。そして、患者さんが宿泊施設に入ってから、例えば食事の運搬であったり、あるいはその患者さんと、そのホテルの中でやるやりとり。ホテルの施設にここからは清潔ゾーンで、ここからはそうじゃないゾーンに分けてゾーニングをして、そしてうつらないようにしながら対応すると。日常の業務というか、そういうのができるようにすると。もっと言うと防護服の着方、脱ぎ方なんかも含めて自衛隊にはノウハウがありますから、そういったものをまずは自衛隊に担当してもらうと。 そして、そのノウハウをわれわれのほうで吸収をして、ずっと自衛隊にお願いするわけにもいきませんから、1号、2号のホテルはお願いしますけども、今後3号、4号、5号、3000室をまずは4月、5月で目標として確保したいという予定で進めてますし、それから予算も、今日予算を執行しますけども、3000室の予算をつくりましたから。という意味で、しかも実際にこれ、100室以上のやつだけで1万6000室も募集があるので、この3000室というのはそんなに難しくなく確保できると思っています。 ただ患者数が増えてない中で、すぐそれをやるというわけにも当然、そういう状況にもないですし、段階を追ってということになると思いますが、そういう意味で最初のホテルの1号、2号なんていうのは自衛隊の皆さんにも入ってもらって、僕らが府としてノウハウを吸収したいと思っています。それ以降は新しく5号、6号、10号、20号ができたとしても府の運営で自衛隊の力を借りなくてもできるようにしたいと思っています。