【SSPW】村上和成テロリストの本領発揮、Sタイガーのマスクはぎ「誇りはあるのかないのか」
<ストロングスタイルプロレス:新宿大会>◇5日◇東京・新宿FACE 「平成のテロリスト」村上和成(50=フリー)が本領発揮だ。ストロングスタイルプロレス(SSPW)新宿大会が行われ、団体最高峰レジェンド王者の村上はダーク・ウルフ(DarkerZ)と組み、スーパー・タイガー(SSPW)&関本大介(大日本プロレス)と対戦した。 自称「佐山サトルの一番弟子」村上は、「佐山先生の下で自分が一番長い」と主張するスーパー・タイガーから逃げてリングから降りて挑発するなど、序盤からインサイドワークを発揮。関本には腕ひしぎ逆十字を仕掛けるなど、やりたい放題の無法ファイトを仕掛けた。 そして6分過ぎ、テロリストがついにスーパー・タイガーのマスクに手をかけるとゴングが鳴らされ、6分37秒、村上の反則負けとなった。 だが村上はしてやったりの表情でSSPW平井代表を目で探し「いねえのか? おーし、分かった分かった。12月5日、俺とここにいるクソタイガー、タイトルをかけてやってやっから」と次回12・5後楽園大会でスーパー・タイガーを相手に防衛戦を行うと、ファンの目の前で勝手に設定した。 もともと村上はSSPW9月大会に初参戦した永田裕志(新日本プロレス)と今大会で戦うことを希望していた。しかし望まぬタッグマッチを組まれ、不満を爆発させた。最終的には出場したものの、SSPW事務所を襲撃するなど“事件”を起こした。 この日のバックステージでは「(永田戦の前に)寄り道して、このベルトをかけて勝負してやりますよ。マスクを破られても、タイガーの誇りはあるのか、ないのか。ツラ、ガンガン前に出してたけども、あんなエースですよ。ここのエース。だから一番弟子になれないんだよ」と話し、メディアに向かって「あのクソにコメント聞いてみて。とっても意味のない、内容のないコメント出すから」とボロカスにののしった。 一方、スーパー・タイガーは顔面を一部露出させて怒り心頭。「あの野郎! でもな、これで予定通り、こっちしっかり振り向かせてやったからよ。あとは、必ず仕留めてやるからよ。このマスク、この代償、ベルトだけじゃねえよ。命をかけてこいよ。徹底的にやってやるからな、なめんなよ!」と宣戦布告していた。