H&Yの角型フィルターシステムに「レンズヒーター機能」が追加
レイクプラッツ株式会社は、屋外での撮影におけるレンズフィルターの結露や凍結を防ぐ角型フィルターシステム「H&Y Swift マグネティック100mmヒーティングホルダー」を2024年12月23日(月)に発売した。価格は6万9,800円~。 【画像】装着イメージ 長野県のメーカー、USBレンズヒーター事務局の特許技術によるヒーティング機構を搭載した角型フィルターホルダー。H&Yのマグネット式システムと組み合わせることで、素早い装着と確実な結露防止を実現した。星空写真家の成澤広幸氏による監修で、現場での実践的な知見が反映されている。 遮光板を備え、熱伝導率を向上。夜間撮影時の不要な有害光線をカットする機能も強化した。さらに、上部を短くすることでフィルター交換の利便性も確保している。 実地テストでは、長野県霧ヶ峰高原など氷点下10℃以下の寒冷地で性能を検証。夏季の水辺や霧の多い場所でも、レンズの曇り防止に効果を発揮するという。 なお電源には市販のモバイルバッテリーを使用。Anker製品での動作確認済みで、PowerIQ搭載バッテリーにも対応する。補助用のワイヤー型USBヒーターも付属し、より確実な結露防止が可能となっている。 セット製品として、リバースGND8フィルターが付属する「スターターセット(9万8,010円)」と、加えて「バランサーGND16」「ナイトフィルター」が付属する「ベーシックセット(14万3,317円)」を用意。いずれも専用温度コントローラーとUSBレンズヒーターを同梱している。
デジカメ Watch,本誌:佐藤拓