植物をすぐに枯らしてしまう人に共通する6つのこと【ガーデニングの極意】大事なのは「植物との適度な距離感」
「大切に植物を育てているつもりなのに、なぜか枯れてしまう」とため息をついている方も多いかもしれません。自然に育つ野草とは異なり、ガーデニングの園芸種は育てる人の性格やライフスタイルが生育に大きく関わってきます。 【写真6枚】お花たちを泣かせないためには?2枚目以降の写真では初心者でも超育てやすい春の花を紹介します! 今回は植物をすぐに枯らしてしまう人の共通点をさまざまな角度から探ります。どのようにすれば枯らさずに育てられるか、その対応策も紹介。 記事最後には初心者にも簡単に育てられる春の花を、参考価格とともにピックアップしていますので、植物選びの参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「植物を枯らしてしまう人の共通点」&「超育てやすい春の花」
●植物をすぐ枯らしてしまう人の共通点6つ 1.世話を焼き過ぎている 2.植物の性質を把握していない 3.セオリーにこだわる 4.ずぼらで忘れっぽい 5.せっかちでじっくり待てない 6.熱しやすく冷めやすい ●初心者にも簡単に育てられる春の花 ・ジニア ・マリーゴールド ・ベゴニア ・マーガレット ・ペチュニア
「植物をすぐ枯らしてしまう人」の共通点6つ
●【共通点その1】世話を焼き過ぎている 必要もないのに頻繁に水や肥料を与えたり、日が当たる場所にこまめに鉢を移動させたりなど、行き過ぎたお世話はかえって植物が持っている力を弱めてしまいます。 過保護にせず植物の様子をよく観察しながら、必要なときだけお手入れをしてあげましょう。 ●【共通点その2】植物の性質を把握していない 植物にはそれぞれ異なった性質があり、育つ環境や性質の強さなど千差万別。性質をよく調べずに好みや流行りで選んだ植物が、必ずしも自宅の環境に合うかどうかはわかりません。 苗を購入するとき店員さんに聞けば、性質や育て方を教えてくれます。ネットでも情報がたくさん出ているので、チェックしてから苗選びをしましょう。 ●【共通点その3】セオリーにこだわる 「こうするべき」「こうするはず」など一般的な定説や常識にこだわる人は、経験より知識を優先しがち。植物は生き物なので、いつも園芸本どおりに育つとは限りません。 セオリーをかたくなに守らず、植物は思いどおりに育たないものだと受け入れて、広い心で向き合ってあげましょう。 ●【共通点その4】ずぼらで忘れっぽい もともとこまめなことが苦手で約束ごとも忘れがちな人や、散らかっていたり汚れていたりしても平気な人。雑草が茂っても平気で、水やりも忘れることが多いと、どんなに強い植物でも枯れてしまいます。 植物の命を預かるという意味をしっかり自覚したうえで、植物を大切にしてあげましょう。 ●【共通点その5】せっかちでじっくり待てない 忙しくてゆっくり植物に関わっている時間がなかったり、もともとせっかちな性格だったりすると、植物よりも自分のペースを重視する傾向があります。 植えてすぐに花が咲かないからとがっかりせず、開花をじっくりと待ってあげることも必要です。あくまでも主役は植物。気持ちにゆとりを持って、植物を気長に見守ってあげましょう。 ●【共通点その6】熱しやすく冷めやすい ガーデニングを始めたときはやる気まんまんで一生懸命世話をしていても、しばらくすると情熱が冷めて飽きてしまうというタイプ。途中で世話を放棄された植物がかわいそうです。 ガーデニングは何年もの長い間持続しないといけないので、ブームや憧れだけでなく、本当に続けられるかどうかをよく考えてから始めましょう。 以上、思い当たる節があったら要注意! ぜひ日頃のライフスタイルや植物とのお付き合いを見直してみましょう。次では、初心者でも「超育てやすい」春の花たちをご紹介します。 お花がいつもきれいで微笑む庭を作るヒントにしてみてくださいね。