カラバオカップ準々決勝でリヴァプールがサウサンプトン撃破 遠藤航は先発フル出場で勝利に貢献
終盤の反撃を振り切って4強進出
18日(現地時間)、リヴァプールはカラバオカップ準々決勝でサウサンプトンと対戦し、2-1で勝利した。 アルネ・スロット監督が累積警告によってベンチ入りできず、さらに負傷離脱者が相次いだために遠藤航を急遽センターバックで起用するなど、リヴァプールは決して万全とは言えない状態で戦うことを余儀なくされた。 しかし、24分に後方からのパスに反応して背後に抜け出したダルウィン・ヌニェスが相手ゴールキーパーの位置を見て冷静にボールをゴールへ流し込んで先制点をマークすると、32分にも中央突破から最後はハーヴェイ・エリオットが右足でシュートを放ち追加点を記録。リヴァプールが2点をリードして前半を終える。 後半に入ってもリヴァプールが優勢に試合を進めていたが、59分にサウサンプトンが反撃の狼煙をあげる。ハーフライン付近で遠藤の出した縦パスをカットすると、そこから一気にカウンター攻撃に転じ、最後は左サイドでボールを受けたキャメロン・アーチャーがカットインから右足を振り抜きシュート。これが決まってサウサンプトンが1点差に詰め寄る。 その後、試合は一転して五分五分の展開となり、同点をめざすサウサンプトンがリヴァプールを押し込む場面も増えたものの、遠藤らリヴァプール守備陣が踏み止まって2失点目を許さず、試合は2-1のスコアのままタイムアップ。リヴァプールがサウサンプトンの追撃を振り切って準決勝進出を決めた。 なお、サウサンプトンの菅原由勢はこの試合ではベンチスタートとなり、61分から途中出場した。
構成/ザ・ワールド編集部