角田裕毅「お尻に衝撃」ハンガリーGP予選Q3のクラッシュを回顧…事故がなければ「余裕で6番手までいけた」|WEDNESDAY F1 TIME
決勝までにマシンは修復できて「ほぼ完全に新しいクルマという感じです」
土曜日の予選Q3で大クラッシュとなり、チームは日曜日の決勝までにマシンの修復を急いだという。多くの部分をほぼ一新するほどの大手術だった模様。 「シャーシーも変えて、全部替えました。もう違うクルマみたいな感じで。エンジンも違うかな。そこは安全(が最優先)で」 「ほぼ完全に新しいクルマという感じです。シャーシーは元々使っている部分もあるんですけど、ほとんどパーツとか全部新しくなっています」 予選での大クラッシュからマシン修復が間に合い、決勝では10番グリッドから全ドライバー唯一の1ストップ作戦を成功させ、P9で2ポイントを奪取した。 本人が明かしたようにまさかの事故で臀部に違和感はあったようだが、大事に至らず。マシンもしっかり直り、決勝ではストラテジーで明確なポジションアップを手繰り寄せた。4強8人に次ぐ”ベスト・オブ・ザ・レスト”のP9という結果に結びついたことは、角田にとってハンガリーGPはタイヤマネージメントやペースコントロールなどの力を示しただけでなく、強運にも恵まれた一戦だったと言えるのかもしれない。
【関連記事】
- ●ピアストリがハンガリーGPでF1初優勝!終盤チームオーダー発動2位ノリス、ハミルトンP3…角田裕毅は唯一1ストップ作戦完遂で殊勲の9位入賞|F1
- ●角田裕毅が『F1』公式ハンガリーGPパワーランキングで5番手の高評価!「予選Q3でクラッシュも、決勝でそれを補って余りある走り」|F1
- ●「センセーショナルなレース」ハンガリーGP9位の角田裕毅をVCARB代表が称賛「タイヤマネージメントは誰にも負けず、最後まで粘り強く走った」|F1
- ●2026年ルノーPU撤退の場合、複数チームにホンダはPU供給可能か…元ホンダ浅木泰昭氏「やれと言われりゃ、やると思う」PU開発側の苦難に提言も|WEDNESDAY F1 TIME
- ●2024 F1日程・カレンダー・スケジュール|F1