川崎内定の静岡学園DF野田裕人、後半途中出場から2分で絶好アシスト「落ち着いて合わせることができた」【全国高校サッカー】
◇31日 第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦 静岡学園2―0高知(浦和駒場スタジアム) 拮抗(きっこう)した重い試合を動かし、静岡学園に勝利を引き寄せたのは途中出場のDF野田裕人(3年)だった。投入から2分後の後半14分、野田は敵陣右サイドを駆け上がってパスを受け、絶好の右クロスでMF篠塚伶音(3年)の2試合連続得点をお膳立て。「中を見て、落ち着いて合わせることができた」と納得顔だった。 野田は卒業後、J1川崎入りが内定している右サイドバック。長期離脱の故障明けで慎重な起用が続く中、攻守で抜群の存在感だった。川口修監督は「チャンスの時は思い切って行って、そこで結果を出すのが彼の特長。結果を出してくれた」と頼もしい仕事ぶりをたたえていた。
中日スポーツ