緊急事態宣言から2週間、専門家会議が会見(全文5)スーパーでの買い方は工夫必要
新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議は22日夜、会合後に記者会見を行った。 【動画】人との接触を8割減らす10項目とは? 専門家会議が会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「人との接触を8割減らす10項目とは? 専門家会議が会見(2020年4月22日)」に対応しております。 ◇ ◇
10ポイント中、特に力を入れてほしい項目は?
時事通信:すみません、時事通信の【イマイ 01:15:27】と申します。1点だけお願いします。今日発表の「10のポイント」なんですけども、なかなか一般の人、急に10、これを全部やるといってもなかなか難しいと思うんですけれども、まずこの中で特にこれに力を入れてほしい、これを先にやってほしいというのがもしありましたらお願いします。 西浦:尾身先生。 尾身:これはちょっと不意打ちを食らいましたけれども、ぜひ、ショッピングのことが書いてありますね。オンラインとか通販だとか、そういうのは主婦なんかが多いですよね、きっとね。あとは、一般の人にぜひ、今だんだんと地域での感染の確率、リスクが高くなってるんですよね。それはもう分かってきているんで、そういう意味では、私はあえて、全部大事なんですね、遠隔診療も在宅も、飲み会のオンラインはぜひよろしくお願いします。 あとは、一番やってもらうのは、10番目の会話をするときはマスクというのは近い距離。遠いときはいいと思うんですけど、これは今の時期はやっぱりちょっと必要なんで、私はあえて1つ選ぶんだったら10番目ですかね。近い会話ではマスクをしていただきたい。 釜萢:今、尾身先生がおっしゃったとおりなんですけれども、私が1つ挙げるとすると2番だと思います。これは、どれもみんな大事なので、強調したいところが変わりますけれども、今回の提言の中で公園の話と、それからスーパーマーケットの話と、それから商店街に非常に人が出ているというところが特出しで文章の中に出てきますが、やはり海外の事例を比較しても、スーパーマーケットにおける買い方については、もう少し工夫が必要ではないか。入り口のところでの人数の制限とか、それから中での流れをどうするかとかですね。もちろん入るとき、出るときの手指の消毒とかいうのは必要で、手洗いとか書いてあるかもしれませんけど、なかなかそこで手を洗うのは無理かもしれませんが、手指の衛生を保つことはできるので、その辺りの生活必需品を買うという作業は、もうぜひ必要なんですけど、そこに対する工夫はちょっと、もう少しやりようがあるのかなと私は思っておるので、ちょっとそのところに触れました。