緊急事態宣言から2週間、専門家会議が会見(全文5)スーパーでの買い方は工夫必要
味覚、嗅覚異常の症例についての見解を聞きたい
日本経済新聞:すみません、お2人、ごめんなさい、1問ずつでお願いしてもいいですか。ちょっと時間がだいぶあれなので。お願いします。 m3.com:すみません、別室で聞いておりました。エムスリーの小川と申します。受診の考え方についてお尋ねしたいんですけども、先ほど一般の人の場合、これは変わらないというお話がありましたけれども、一部、味覚ですとか嗅覚の異常の症例も報告されていると思いますけども、それについての見解をお知らせいただきたいのと、あと小児について、小児科医による診察が望ましいとした理由も併せて詳しく教えてください。お願いします。 釜萢:まず味覚、嗅覚のことについてはもう、この病気を扱い始めた当初からそういうことは言われておりましたので、そのことについての考慮はしているわけですけれども、味覚、嗅覚の異常はいろいろな疾病でみられるものですから、それが特徴的で、その症状があればすぐに受診ということでも必ずしもないということがあって、今回も一般的な症状の中には特にそれは書かれていなかったということだろうと思いますが、診察をする立場からすると、それはとても大事な情報なので、しっかり聞き逃さないようにしているというところです。それからあとは、なんでしたっけ、もう1つは。 男性:小児の。 釜萢:小児の話は、やはり小児の、私自身は小児科医ですが、小児の対応については、小児科医は非常に注意をして、特に感染をした小児がどういうふうになるかということは非常に注意をしなければいけない。特に、今日も大変ショッキングな報道がありましたけれども、乳児の感染例については非常に、特段の注意が必要でありますので、そういう点については、小児を診慣れた医師が前面に出て感染症の対策をするということが必要だろうということで、今回小児を取り上げたということだと思います。 m3.com:ありがとうございます。