“Z世代のニール・ヤング”MJ レンダーマン、新作アルバム『Manning Fireworks』をリリース
ウェンズデイのメンバーとしても活躍し、“Z世代のニール・ヤング”との呼び声も上がると吟遊系シンガー・ソングライター、MJ レンダーマン(MJ Lenderman)が、新作アルバム『Manning Fireworks』を9月6日(金)にリリースしました。 2022年に発表し大反響を呼んだ『Boat Songs』、昨年“無敵のライヴ・アルバム”と評された『And the Wind (Live and Loose!)』と、立て続けにリリースする中完成した本作。機知と悲しみが交差する部分について率直な意見を語りながら、同時に、これまでのアルバムにあったパンチラインは健在で、錆びついたワイヤーのようなギターソロは、新進のロック・ヒーローを求めるインディロック・ファンの琴線に触れるでしょう。 リード・トラック「She's Leaving You」は、中年の男がそこで直面する現実に目を逸らしながら疾走していく姿を、半ば冷笑的に描いた作品。一方で、親から見放されたと感じたことのある子供たちにとっても心に響くものがあり、シャウトできる楽曲となっています。MVは、Whitmer ThomasとClay Tatumのディレクションで、即興で作られたとのこと。彼らはこの映像についてニルヴァーナの名曲「Smells Like Teen Spirit」と映画『Drop Dead Gorgeous(わたしが美しくなった100の秘密)』の世界に、クリードが2001年の感謝祭におこなったライヴの雰囲気をミックスさせたものだとコメント。レンダーマンの日本オフィシャル・サイトでは、日本語リリック・ビデオも公開されています。 4作目となるソロ作であり、「ANTI-」からは初のアルバムとなる『Manning Fireworks』は、バンドのツアーの合間を縫って、アッシュヴィルのドロップ・オブ・サン・スタジオで4日間かけて制作されたもの。共同プロデューサーにAlex Farrarを迎え、レンダーマンはほぼすべての楽器を演奏しています。 Photo by Char Boss