サンリオが最高益に。ハローキティ50周年で「大復活を遂げた」5つの理由
投資家の視点で見るサンリオ
投資家の視点で投資判断する場合の魅力として、サンリオが手掛けるキャラクタービジネスは景気に左右されにくい特徴が挙げられます。一般的に、趣味や娯楽に関連する出費は、生活費とは別枠で考えることが多く、景気の変動による影響を受けにくい傾向にあるからです。 サンリオが展開するキャラクターグッズやライセンス事業もこの特徴を持っており、キャラクター商品は、消費者にとって日常生活の癒しや楽しみを提供する存在として、景気の良し悪しに関わらず支持を集め続けています。 こうした要因から、ファンの心を鷲掴みし続ける限り、サンリオの株式は安定的かつ成長が期待できるため、投資対象としても検討の余地があり、魅力的だと判断できると思います。なにより景気の変動に強く、消費者心理に深く根ざしたビジネスモデルを持つサンリオは、長期的な投資先として注目に値する企業だと筆者は考えます。 日常生活の中でいかにユーザーの「サンリオ時間」を増やせるのか、サンリオの今後の動向に注目しつつ、さらなるグローバルカンパニーへと成長することが期待されます。 <TEXT/鈴木林太郎> 【鈴木林太郎】 金融ライター、個人投資家。資産運用とアーティスト作品の収集がライフワーク。どちらも長期投資を前提に、成長していく過程を眺めるのがモットー。 米国株投資がメインなので、主に米国経済や米国企業の最新情報のお届けを心掛けています。Webメディアを中心に米国株にまつわる記事の執筆多数 X(旧ツイッター):@usjp_economist
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