YOSAKOIソーラン祭り開幕 札幌に初夏告げる鳴子、9日まで
札幌市中心部の大通公園で5日、初夏の風物詩「YOSAKOIソーラン祭り」が開幕した。国内外から255チーム、約2万5千人が参加し、9日までの期間中、大通公園を含む市内15会場で華やかな演舞を披露する。 5日は朝から雨が降ったが午後6時の開始までにやみ、色とりどりの衣装をまとった踊り手たちがステージに登場。冒頭、能登半島地震被災地へのエールを込めた舞を約350人で踊った。 木製の打楽器「鳴子」を鳴らしながら踊る高知県の「よさこい祭り」と、北海道の民謡「ソーラン節」を融合した祭りで、1992年に誕生。今年が33回目となる。