“ウォーリー山口の息子”橋之介が悲願の王座戴冠もゴキブリたちの陰謀でベルトはお預けに
10日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『CONVICTION 8』が開催。ガッツ石島&橋之介がインディー統一タッグ王座戴冠を果たした。 TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、デビュー前に故・ターザン後藤さんに指導を受け、デビュー後にはミスター雁之助に師事した黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が2020年1月に“インディープロレス統一”を掲げて旗揚げした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 また、TTTは都内の商店会と協力してプロレスでの町おこしを行っており、老若男女にプロレスの楽しさを伝える草の根運動を展開。これが実を結んで安定した集客を実現し、旗揚げ4周年を迎えた今年の12月28日には団体初の後楽園ホール大会開催を決定するなど成長を続けている。 そんなTTTに今年7月に入団したのは“ウォーリー山口Jr.”橋之介。 橋之介は、『週刊ゴング』の記者時代にはピラニア山口の名で活動し、デルフィン軍、WWFのカイエンタイなどで悪役マネージャーを務めるなど多方面で活躍したウォーリー山口さんの息子。 身長173cm、体重84kgとプロレスラーとしては小柄な体型ながら、小・中・高と野球に打ち込んでいたことから身体能力は高い。フォームの美しいスワントーン・ボムを必殺技として持つハイフライヤーとして活躍しており、飛び技だけではなくタイガー戸口にみっちりと仕込まれたというレスリングテクニックも持ち合わせる実力派。 デビュー時からフリーとして活動し、なんの後ろ盾もなくやって来たこともあってまだまだ知名度は低い。しかし、その志と実力は高く、今後のプロレスシーンを変えていく可能性を秘めた選手の1人だ。 TTTのタッグ王座であるインディー統一タッグ王座は【ゴキブリ商会】定アキラ&後藤恵介が保持していたが、後藤が頭部の怪我で長期欠場に入ったことから王座返上。 この日のセミファイナルでは、新王者決定戦として【れいわ鬼神組】ガッツ石島&橋之介vs【ゴキブリ商会】定アキラ&秀警察S.W.A.Tの試合が実施されることに。 しかし、定は「SNSで言ったことは全部信じないでください。これが現代の闇です。SNS程度で発表された返上は事実ではありません」とTTTがSNS上で発表した王座返上のアナウンスを真っ向から否定。あくまで暫定王者決定戦であると主張し、この日はベルトも持参していなかった。
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