【独占告白】梅宮アンナからメッセージ「私、7月31日に乳がん治療を始めました」
こんにちは、梅宮アンナです。 突然のご報告ですが、私は乳がんにり患しました。 「浸潤性小葉がん」という希少な組織型のがんで、部位は右乳房。ステージⅢA、右腋窩(えきか・わきの下)リンパ節転移があります。ホルモン受容体陽性、HER2陰性でした。 【画像ギャラリー】素顔の梅宮アンナさん 5月下旬に異変に気付き、6月中旬に検査、7月上旬にがんと診断され、詳しい病状が判明しました。そしていよいよ7月31日から、手術前に抗がん剤治療を行う「術前化学療法」をスタートしています。 まずは術前化学療法として「AC療法」、その後「パクリタキセル」を行っていきます。そして、手術を行うという予定です。すべて信頼できる医師たちとの二人三脚で、「標準治療」をメインに、いろいろな角度から病気と対峙していこうと考えています。
がんを宣告された瞬間、「やっと私の番がきたな」と感じている自分がいました
「アンちゃん、大丈夫?」とたくさんの声、本当にありがとう。でも、私は、これは自分に必要なことだと受け止めています。きっと、この病気にかかったことには意味がある。神様が、アンナ、おまえにはまだやることがあるんだよって言ってるんだろうって。だって、告知を受けて以来、いろいろなことの意味が、違った視点から理解できるようになったから。 「あなたはがんです」と言われた瞬間、いちばん最初に思ったのは、正直に言うと「やっと私の番がきたな」でした。 私は小さいときから梅宮家のみんなががんにかかるのを見て育ち、いつか遺伝で自分もがんになると思っていました。父、梅宮辰夫は36歳で肺がんになり、4年前に81歳で逝去するまでがんと一緒に生きました。父の2人の妹もそれぞれ大腸がん、乳がんにり患しました。 だから、がんを告知されたときもあまり驚きませんでした。 お医者様が何の前置きもなくさらりと「がんです」とおっしゃったので驚くタイミングを逃したのもあります。それよりも、その場に母、クラウディアさんも同席していたので、「母に直接聞かせたくなかった!」と感じました。怖くて右に座る彼女を見られず、「かわいそうなところに母を連れてきちゃったな、一人で来るべきだったな」と後悔していました。あとから母に「アンナがそういう感じでからっとしているから助かった。私だったら耐えられなかった」と言われて、少し心が軽くなりました。