ブルUバン【4】ドラッグがメイン。サーキットも楽しめ、しかも両ステージとも自走で参加できることがテーマ
[4/7]今から30年ほど前、L型チューン全盛期。柿本レーシングは名実ともにチューニング界を制した。ここで紹介するブルーバードUは、L型チューンの伝説ブランド「柿本」の魂を宿すチューンド。オーナーは、あえて4気筒、しかもバンのボディで、L型4気筒チューンの新境地を切り開く。 【画像27枚】マフラーは柿本のワンオフ。センターがφ70mm、テールがφ90mm。排気サウンドはとてもバンのものとは思えない 【1973年式 日産 ブルーバード U バン Vol.4】 柿本ブランドへの思いを共有できる盟友との出会いが、オーナーのブルバンチューンに拍車をかけた。「塩路さんに会って、面白いクルマができると、直感しました」。 こうしてオーナーの、あこがれの柿本レーシングとの「4気筒最速の座を狙うブルバンチューニング」はスタートを切った。 メインステージはドラッグ。サーキット走行も楽しめ、しかも、両ステージとも自走で参加できること。それが、オーナーが掲げたチューニングテーマだ。単なる4気筒最速ではなく、ステージを問わず楽しめる、オールマイティーな速さを目指す。 ただし、チューナーにとっては、的を絞りきれない難解なリクエスト。オーナーはまず、次のようなメニューを処方した。 初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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