ロールス・ロイス「スペクター」のボンネットにマーブル模様が…内外装イエローで統一された「アンダーステートメント」ではない仕上げとは?
AMWノミカタ
ここのところのロールス・ロイスが提案するビスポークモデルはどれも目に鮮やかなカラーでペイントされ、これまでの一般的な美意識とは大きくかけ離れた想定外の仕上げをしてくることが多い。これを「自信に満ちた若々しい顧客層によって確立されつつある、ラグジュアリーの大胆な新しいスタイル」と説明しているが、ここまで振り切った仕様を提案してくること自体にもロールス・ロイスの強い信念と自信を感じる。イギリスの美徳であるアンダーステートメントから、ショーオフするクルマに変わりつつある。 前回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードも同様だか、ロールス・ロイスはこのような大きなイベントを、ビスポークのショーケースとしてうまく利用している。ブランドのデザインに対する考え方や職人技、そして圧倒的なビスポークの幅の広さや顧客の要望を叶えられるケイパビリティの高さを示すのには、このようなクルマ好きが多く集まるイベントは絶好の場なのであろう。今回のスペクター セマフォはイベントに大きな華を添えるモデルとなる。
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