大阪・造幣局「桜の通り抜け」今年も中止に 新型コロナウイルス感染急拡大の影響で
大阪市北区の造幣局は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、毎年恒例の「桜の通り抜け」を中止すると発表した。中止は2年連続となる。 【拡大写真】毎年多くの来場者の目を楽しませてきた大阪・造幣局の「桜の通り抜け」
発表によると、今年は新型コロナウイルス感染症対策を行い、今月8~14日の日程で事前申込制により開催を予定していたが、大阪府内の感染急拡大を受け、中止を決めた。 桜の通り抜けは1883年に始まり、造幣局構内の全長約560メートルの通路を一般の花見客のために1週間開放。137種336本もの桜を見ようと、毎年多くの来場者でにぎわっていた。 しかし、昨年、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために中止となった。今年は、今月5日から大阪府に「まん延防止等重点措置」が適用されることを受けて、中止の決定に至った。