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　進学校として知られる大阪府立岸和田高校。文部科学省から「スーパーサイエンスハイスクール」、大阪府教育委員会から「グローバルリーダーズハイスクール」に指定され、将来グローバルに活躍できるリーダーや科学技術人材の育成を目指しています。 【画像：ランキング30位～1位を見る】 　そこで本記事では、大阪府立岸和田高校が公表している「過去3カ年の卒業生の合格者・進学者数」をもとにした、2024年度入試の現役生の「大学別合格者数」をランキング形式で紹介します。どの大学の合格者が多かったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！ （出典元：大阪府立岸和田高等学校「進路指導」）

●第2位：近畿大学（172人）

　第2位は、「近畿大学」でした。 　大阪府東大阪市に本部を置く近畿大学は、1925年創立の「大阪専門学校」と1943年創立の「大阪理工科大学」を母体に、1949年に設置された私立大学。「実学教育」と「人格の陶冶」を建学の精神に、「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人」の育成を教育の目的としています。 　岸和田高校の2024年度入試での近畿大学への現役合格者数は172人でした。2023年度入試では269人、2022年度入試では315人と、近年においても多数の合格者を送り出しています。近畿大学では、近大マグロをはじめとした研究・教育が注目されているほか、2023年には大学初となるニホンウナギの完全養殖にも成功。また、キャリアセンターを中心に、低年次から就職・進路に対する手厚いサポートを実施していて、2023年度卒業生の就職率は98.2％と就職に強いところも魅力です。

●第1位：関西大学（173人）

　第1位は、「関西大学」でした。 　大阪府吹田市に本部を置く関西大学は、1886年創立の「関西法律学校」を前身とし、1922年に設置された私立大学。「学の実化」を理念に、不確実性の高まる社会の中で多様性を尊重し、新たな価値を創造できる人材の育成を目的としています。 　岸和田高校の2024年度入試での関西大学への現役合格者数は173人でした。2023年度入試では243人、2022年度入試では250人と、過去3カ年において200人前後の現役合格者を出しています。関西大学では、文系・理系両方からアプローチできる「総合情報学部」「社会安全学部」が設置されているほか、2025年4月にはデジタル化社会で活躍する人材を育てることを目的とした「ビジネスデータサイエンス学部」が新設予定。また、2023年度卒業生の就職率は98.6％と就職に強いところもポイントです。