2024-25年秋冬ロンドン海外バイヤー評 “クワイエット・ラグジュアリー”から脱却
注目したいトレンド:「バーバリー」や「エミリア ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)」「シモーン ロシャ」がアウターなどのポイントにしたフェイクファー。「JW アンダーソン」が提案したさまざまな形やフィット感のニットウエア。
マストハブなアイテム:「16アーリントン(16ARLINGTON)」のシルバーのテンセル生地のマキシスカート。「アーデム」のニットのスカーフセット。「バーバリー」のクラシックなトレンチやボマージャケット、シアリングジャケットは来シーズンのマストアイテムになるだろう。
ネッタポルテ(NET-A-PORTER)
リビー・ペイジ(Libby Page)=マーケット・ディレクター
良かったブランド:「アーデム」。ニューヨーク・コレクションで多かったエレガンスのトレンドをけん引。
注目したいトレンド:「アーデム」や「モリー ゴダード(MOLLY GODDARD)」が提案した“オックスブラッド(Oxblood)”の色。「エミリア ウィックステッド」や「JW アンダーソン」によるプレッピーな“グラニー・シック”のアプローチは気に入った。
マストハブなアイテム:「JW アンダーソン」の透かし編みのニットセット。
注目の新進ブランド:「トル コーカー(TOLU COKER)」。イギリス系ナイジェリア人デザイナー、トル・コーカー(Tolu Cocker)によるアフリカンテイストのエネルギッシュなコレクション。
ブラウンズ(BROWNS)
ヘザー・グラムストン(Heather Gramston)=バイイング部門シニアヘッド
良かったブランド:「16アーリントン」「JW アンダーソン」「シモーン ロシャ」。
注目したいトレンド:“クワイエット・ラグジュアリー”から脱却し、チャンキーな冬の定番アイテムとともにセクシーな着こなしへと移行している。
マストハブなアイテム:「JW アンダーソン」の卓越された技術のストライプ柄ニットとシアリングブーツ。「16アーリントン」のレザーメタリックのカーゴパンツ。