“4試合で3ゴール”は覚醒の証か 批判されたハフェルツがついに本当の姿を見せてきた
ルートン戦で好スタッツ
プレミアリーグ第15節、首位アーセナルはルートン・タウンとアウェイで対戦し、苦しみながらも4-3と勝利を収めた。 ガブリエウ・マルティネッリのゴールで先制しながらも、一時は3-2とリードを許してしまったアーセナル。しかし、そこでハフェルツが大仕事をやってのけた。逆転された直後の60分、ガブリエウ・ジェズスが収めたボールを上がってきたハフェルツにパス。ハフェルツは冷静にこれを流し込んで同点弾を手にした。 相手に流れを渡さないためには重要な得点だった。また、その他のシーンでもハフェルツの活躍は際立っている。英『Squawka』によれば、この試合で5本のシュート、4本のキーパス、6回の空中戦勝利、4回の地上戦勝利を記録。さらにフル出場も果たしている。 期待をもって夏に加入したものの、結果を出せずファンからも評論家からも散々な評価を受けてしまったハフェルツ。しかし、ここにきて調子を上げている。リーグ戦のブレントフォード戦、CLのRCランス戦も流れのなかからゴールを記録した。4試合で3ゴールと結果を出せるようになっており、同メディアによれば、3ゴールという数字はそれ以前の30試合で挙げたゴール数と同じだという。 ハフェルツはついに本当の姿を見せ始めたのか。ゴール前で高さを発揮するなどは他の選手にはない特長であり、彼の覚醒は優勝を狙うアーセナルにとって大きなものとなるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部