リヨンは財政危機に

リヨンで活躍するチェルキ　photo/Getty images

現在プレミアリーグ14位に沈むウェストハム・ユナイテッドは今冬の移籍市場で新たなアタッカー獲得に動くようだ。 【動画】練習でゴラッソを決めるチェルキ 『The Athletic』によると、ウェストハムは今冬、オリンピック・リヨンに所属する21歳FWラヤン・チェルキの獲得を目指すという。 リヨンの下部組織出身であるチェルキはわずか16歳でトップチームデビューを果たすと、同クラブではここまで公式戦通算140試合以上に出場。昨季はリーグ戦33試合の出場で1ゴール6アシストを記録するなど活躍しており、パリオリンピックのフランス代表にも選出。今季もリーグ戦ここまで5試合に先発出場し、2ゴール1アシストと結果を残している。 そんなチェルキに退団の可能性が浮上。現在最大5億800万ユーロもの負債を抱えており、財政状況が改善されなければ降格が決定するという厳しい状況に置かれているリヨンは今冬、あるいは来夏の移籍市場で多くの選手の売却が必要に。同メディアによると、生え抜きのチェルキもその対象となっており、リヨンは3000万ポンドの移籍金を要求しているという。 移籍市場が開く度に移籍の噂が飛び交うリヨンの逸材チェルキだが、果たして今冬こそ新天地へと活躍の場を移すのだろうか。