エルメスの傑作「クロシェット」がメゾンを象徴する素材で再登場!秋の装いのアクセントに
エルメスと聞いて何を思い浮かべるだろうか。 精密なプリントのシルクスカーフ「カレ」や、錨をモチーフにしたブレスレット「シェーヌ・ダンクル」。ウォレットやカードケースなどのレザーグッズ。近年の話題作「Apple Watch Hermès」も捨てがたい。 ▶︎すべての写真を見る そんなふうに我々が思い出す名品のひとつに、この「クロシェット」がある。フランス語で鐘を意味する名前のネックレスだ。 メゾンのバッグに付属するキーケースがデザインの着想源。ゆえに鐘状のカバーの中には2重リングが2つ収まり、キーホルダーとして使用できる構造になっている。 マルタン・マルジェラがデザイナーとして就任した直後の、1998年に登場。発売当初より大きな話題を呼び、今なお高い人気を誇るスモールレザーグッズの傑作である。 写真のように装いのアクセントとして使ってもいいし、あえてシャツなどの内側に忍ばせて、革紐をちらりと覗かせるのもありだろう。 シンプルかつエスプリの効いた小物として、多くのファンを魅了してきたアイテムなのだ。 そんな「クロシェット」に今季はエルメスの伝統的なレザーのひとつ、黒のボックスカーフを使用したモデルが登場した。使い込むほどに味わいと愛着の増す、メゾンを象徴する素材である。 再び巡り合えたこの機会、ぜひお見逃しなく。 清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文
OCEANS編集部