残念すぎる…。サンフレッチェ広島、歴代ガッカリ外国人(5)適性はどこ? 海外リーグでは史上最高との呼び声も
1993年の開幕から32年目を迎えたJリーグでは、数多くの外国籍選手がプレーしてきた。活躍した選手もいる中で、期待を大きく裏切って帰っていった選手も少なくない。今回は、サンフレッチェ広島で活躍できなかった外国籍選手を紹介する。※年齢は加入時、成績は広島在籍時のもの
ベサルト・ベリーシャ(元コソボ代表/元アルバニア代表) 生年月日:1985年7月29日(当時32歳) 在籍期間:2018年~2019年 J1通算成績:6試合出場/0得点 欧州ではなかなか輝けなかったが、オーストラリアでは眠っていた才能が開花してAリーグで2度の得点王に輝き、ブリスベン・ロアーとメルボルン・ビクトリーで通算3度のリーグ優勝を経験していた。Aリーグでは歴代最高の外国籍選手ともいわれるほどに評価されていた、生粋のストライカーだった。 しかし、2018年6月に加入したサンフレッチェ広島では出番に恵まれず、リーグ戦6試合のみの出場で無得点。2年目の2019シーズンは公式戦のピッチに一度も立たないまま、同年8月にクラブとの契約解除が発表された。 基本的にはペナルティエリアの中でのみ力を発揮するタイプで、抜け目ない動き出しや優れたシュート技術が武器だった。しかし、広島では適正ポジションがなかなか見つからず、コンディションも整っていなかったようだ。 広島退団後は永住権を取得したオーストラリアに戻り、Aリーグに新設されたウェスタン・ユナイテッドFCに加入。2019/20シーズンのリーグ戦は27試合で19得点を記録しており、衰えない得点力で再び評価を高めた。 2018年J1第18節:浦和レッズ戦の先発メンバー ▽GK 林卓人 ▽DF 和田拓也 水本裕貴 千葉和彦 佐々木翔 ▽MF 柴崎晃誠 稲垣祥 青山敏弘 柏好文 ▽FW ティーラシン・デーンダー パトリック ※ベリーシャは68分からティーラシンに代わって途中出場しJリーグデビュー
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