写真：Impress Watch

· Googleは23日、日本において、ライブチャット型の「Gemini Live」を開始した。直感的な会話が可能なモバイル向けの会話型AIで、Geminiに話しかけて、自然な会話をしながら、情報取得できるほか、応答を途中で遮って追加質問したり、単に対話を楽しむといった使い方が可能になる。 Gemini Liveは、インタラクティブで役に立つパーソナルAIアシスタントとして設計。10月初頭に、GoogleはGemini Liveの対応言語を40以上に拡大していたが、日本でも対応を開始。23日から数週間をかけて、AndroidスマートフォンのGemini LiveCが日本語に対応する。 これにより、日本語を含む多くの言語で会話したり、コラボレーションしたり、会話を通してAIに質問できるようになる。なお、Gemini Liveは、同じデバイスで最大2言語での会話をサポートしており、今後、より多くの言語に対応する計画予定。 音声は10種類から選択可能で、友達と会話しているような感覚でアイデアを出し合ったり、新しいトピックの深堀りをしたり、プレゼンの練習などに活用できる。 主な活用例は以下の通り。 ・アドバイスを求める: スキルや専門に合った仕事など、さまざまなトピックでアイデアを話しあう ・イベントを計画する: 友人や家族の誕生日パーティーなど、Gemini Live と会話で相談できる ・新しいテーマについて視野を広げる: 歴史的な出来事、科学的概念、あるいはチェスや将棋のようなゲームのルールについて、口頭で質問できる ・地元の話題を調べる: 住んでいる地域や自身の興味にそった話題について、Geminiに聞くことができる 類似のサービスとしては、9月からChatGPTにおいて、「Advanced Voice」がChatGPT Plus/Teamユーザー向けに提供されている。