暑すぎる日は食べて冷やす アイスを食べるより健康的な体の熱冷まし食材10選
◆トマト
夏野菜の代表食材のひとつでもあるトマト。夏のトマトは甘みがあってジューシーで美味しいですが、こちらも体の熱を冷まし、汗で失った水分を補う食材です。トマトは加熱をすると血を補う効果が強くなるので、血が不足しがちな女性にも嬉しい食材です。 スープや、パスタ、サラダなど様々なお料理にも使えるのが魅力です。
◆きゅうり
ウリ科であるきゅうりは、水分が豊富でほてりやのどの渇きに効果があります。約95%が水分なので、食べるだけで水分補給が叶うところも、夏におすすめな理由。利尿効果も高いのでむくみ解消にも効果的な食材です。 暑がりで夏の暑さが辛いと感じる方は、きゅうりを使った食事を毎日の食卓に取り入れてみましょう。きゅうりは生のまま食べることが多い食材ですが、薬膳では炒めたりスープに入れたり、加熱したものを利用することもあります。
◆苦瓜(ゴーヤ)
独特な苦味が特徴のゴーヤは、沖縄料理ではおなじみの食材ですね。炒め物や、漬物などで食べられることが多いです。薬膳では、体の熱を冷ますことと、デトックス効果が期待できる食材とされています。 吹き出物や口内炎など皮膚や粘膜の炎症がある場合に、活用するのもおすすめです。
◆もやし
安価で手に入りやすい身近な食材であるもやしも、熱冷まし食材のひとつ。溜まってしまった余分な水分の代謝を上げる効果があるので、夏バテやむくみの対策にもおすすめです。
◆茄子
黒くて艶のある皮が特徴の茄子は、夏から秋が旬の食材です。茄子も熱を冷ます効果や、利尿作用があるので、のぼせの症状にも効果的。 茄子は皮に効能がたっぷり含まれているので、皮ごと調理をするのがおすすめです。
◆もずく
ワカメや昆布などの海藻類は、体の熱を冷ます効果が高い食材が多いですが、その中でも夏におすすめなのがもずくです。酸味のあるもずく酢は、汗をかくことでなくなった体の水分を補ってくれる効果があるので、夏にぴったりの食べ物です。
◆緑豆
ジメジメとした湿気っぽい暑さのある日におすすめなのが、緑豆です。日本ではあまり馴染みのある食材ではありませんが、東南アジアや中国では、湿気と熱冷ましの必須食材として使われています。緑豆は熱を冷ましながら体の除湿ができるので、湿気のある夏日にはぜひ活用してみましょう。 水で戻さなくても、お米と一緒に炊飯するだけでも食べられるので、取り入れやすい薬膳食材です。東南アジアでは、カレーやおかず、デザートにも使われるメジャーな食材です。 日本では緑豆を使ったもやしや、緑豆春雨の方が身近な食材かもしれません。もやしや緑豆春雨も、効果は弱くなりますが同じような効能が期待できます。