【映像】<かく闘う・監督対談>明徳義塾×仙台育英 対策万全「1点勝負」の予感 選抜高校野球
両監督、1回戦への意気込みは
――1回戦への意気込みを。 ◆馬淵 今できることを最大限やる。あまり勝ちたい勝ちたいと思ってはいい試合ができない。仙台育英さんにぴったりとくっついていけば、何とか勝負になるかなと本心で思っている。 ◆須江 くらいつきながら、最終的に何とか1点差で絞り出して勝つような準備をしたい。馬淵監督は積み上げてきたものがあり、監督の差があるので最後は選手に頑張ってもらうしかない。 (「かく闘う・監督対談」は全4回の予定です。第2回は「八戸西×具志川商」です)
両校の甲子園での戦績
明徳義塾(2年連続20回目) センバツ 25勝18敗 全国選手権 34勝19敗、優勝1(02年) 仙台育英(2年連続14回目) センバツ 12勝12敗、準優勝1(01年) 全国選手権 36勝28敗、準優勝2(89年、15年)
明徳義塾(高知)
1976年創立の中高一貫校で、教職員がキャンパス内で生徒と生活する「師弟同行」を実践する。野球部は同年創部で、夏の甲子園には20回出場して2002年に優勝した。相撲部やゴルフ部も強豪。OBにプロゴルファーの横峯さくら、松山英樹ら。
馬淵史郎
まぶち・しろう 1955年11月28日生まれ。三瓶高(愛媛)、拓大では遊撃手。86年に社会人野球・阿部企業監督として日本選手権準優勝。87年から明徳義塾コーチ。90年から監督。甲子園通算51勝は歴代4位タイで、夏は優勝1回。同校スポーツ局長。
仙台育英(宮城)
1905年創立。全日制、通信制合わせて生徒数約4000人のマンモス校。30年に創部した野球部は、甲子園は過去に春13回、夏28回出場。89年夏、2001年春、15年夏に準優勝。主なOBに平沢大河(ロッテ)、郡司裕也(中日)ら。
須江航
すえ・わたる 1983年4月9日生まれ。仙台育英高では学生コーチ、八戸大(現・八戸学院大)ではマネジャー。2006年に仙台育英系列の秀光中野球部監督に就任し、14年に全国大会制覇。前任者の辞任に伴い、18年1月から監督。情報科教諭。