自主避難所へ物資配送終了、輪島 「一方的なやり方」憤りも
輪島市は25日までに、能登半島地震の避難所のうち、住民が自主的に運営する自主避難所への物資の配送を打ち切る方針を決めた。3月1日から住民は近くの指定避難所に物資を取りに行く必要がある。住民側は話し合いもなく決まったとして「一方的なやり方だ」と憤る。 【写真】避難所のうそ、今も罪悪感 「逃げた」自主避難の男性
市によると、集会所などを利用した自主避難所は23日時点で36カ所あり、約380人が過ごす。市の職員らが食料や灯油を届けており、担当者は「復興へとフェーズが変わっており、応援職員も減っていく。(今のやり方は)非効率的な面もある」と話した。 市の指定避難所は27カ所で、約1680人が生活している。