米OpenAIのサム・アルトマンCEO、妹に訴えられる 「性的虐待を受けていた」との主張に、家族総出で反論
米OpenAIのサム・アルトマンCEOは1月7日(現地時間)、妹のアニー・アルトマンさんから訴訟を起こされたと公表した。アルトマンCEOは自身X(@sama)にて、アニーさんを巡る家庭事情を記した文章を投稿。それによると、アニーさんはアルトマンCEOから過去に性的虐待を受けていたと主張しているという。 【画像を見る】アルトマンCEOが公開した文章【全2枚】 文章はアルトマンCEO以外にも、その母親や兄弟であるコニーさんとマックスさん、ジャックさんが署名し、アルトマン家の連名で公表している。それによると、アニーさんはメンタルヘルスに問題を抱えており、亡くなった父親の遺産を使ってアルトマン家全体でそれを支援。毎月の家賃の負担や就職機会の支援、アニーさん宛ての請求書の支払いなどの他、アニーさんのために住宅の購入なども申し出ているという。 それにもかかわらず、アニーさんからの金銭的な要求はさらにエスカレート。またアルトマンCEOに関する事実無根の主張を展開し、訴訟を起こすにまで至ったという。アニーさんの主張は「父の遺産を不当に隠匿している」「私のWi-Fiをハッキングしている」「ChatGPTやTwitter(現:X)をシャドウバンしている」「子どものころに、アルトマンCEOや、その他の人から性的虐待を受けた」などがあるとしている。 アルトマン一家は、アニーさんのこれらの主張を全て事実無根であると否定。「これらの状況は、家族全員に計り知れない苦痛をもたらしている」「彼女が従来の治療を拒否し、家族に対して暴言を吐いているのは胸が張り裂ける思いだ」など見解を述べている。 一方、一家はできる限りの方法でアニーさんのサポートを続けるとも表明しており、外部の人たちへ理解と配慮を求めている。
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