秋の東京GI初勝利へ JRA・GI通算27勝を誇る川田将雅騎手が二冠牝馬とジャパンCに挑む
川田将雅騎手がスターズオンアース(牝5、美浦・高柳瑞樹厩舎)で、ジャパンカップ(3歳上・GI・芝2400m)の初制覇を目指す。 【写真】人馬ともに秋の東京GI初制覇を狙うスターズオンアースのこれまで 川田騎手はこれまでジャパンCに11回参戦。18年のキセキと23年のリバティアイランドが2着、15年のラブリーデイと19年のワグネリアンと21年のシャフリヤールが3着。惜敗は数多くあるものの、あと一歩というレースが続いている。ちなみに秋の東京のGIは、天皇賞(秋)も15回騎乗して2着1回、3着4回となっている。 今年のパートナーはスターズオンアースだ。一昨年の桜花賞では川田騎手を背にしてGI初制覇。その後はルメール騎手を筆頭に外国人ジョッキーとコンビ。オークスを制し、昨年の大阪杯と有馬記念でも2着となるなど、強豪相手に好勝負を続けてきた。今回は自身初の馬券圏外となる8着に沈んだドバイシーマクラシック以来、8カ月ぶりの実戦となる点がカギ。ただ、昨年のジャパンCも半年ぶりで3着に健闘しているので、大きな心配はいらないだろう。 2年7カ月ぶり2回目のタッグとなる名牝で、どんな競馬を見せてくれるのか。JRA・GI通算27勝を挙げる名手の手綱捌きに要注目だ。