パリジェンヌ美容のススメ。【Vol.2 引き算の肌作り】
ノンシャランだけど、どこか気が効いているパリジェンヌのビューティ作法を紐解けば、自分らしいスタイルが見つかるはず。メイクとファッションのバランスでパリジェンヌの美の秘訣を徹底解剖。Vol.2は、素肌のように見えるミニマルな肌作り。 【動画】マニッシュなシャツスタイルを完成させる引き算の肌作り。
メンズライクなシャツを、大胆にボタンを開けてサラッと着こなすのがザ・パリジェンヌ。素肌のように見えるけれどきちんと手が行き届いている、極薄のベースメイクがこのスタイルのポイント。 肌作りは引き算。パリジェンヌのワードローブに欠かせないマニッシュなシャツに似合うのは、シミやシワも含め、自分自身が持つ個性が生きる肌。素肌との境目を感じさせないよう、コンシーラーは使わずにファンデーションだけで完成させるのがポイントだ。ブラシで全顔に薄くファンデーションを塗り、気になるところだけ同じファンデーションで薄く二度塗り。赤みがあると子供っぽく見えてしまうのできちんとカバーし、シミやくすみなど年齢的な自然なアラは無理に隠さないのがパリジェンヌ流。リップを血色カラーでほんのり色づけ、それ以外はカラーレス。肌にフォーカスすることで、自身の素材を生かすパリジェンヌらしいスタイルに。ファンデーションを塗布するブラシはあまり毛が密ではないほうがベタッとつかず、素肌を生かす仕上がりになる。
引き算の肌作りを叶える4つのアイテム。
薄膜仕上がりでありながら、すぐれた粉体技術で肌悩みをきれいにカバーしてくれる大人の肌にうれしい仕様。さらに、上品な艶感とくすまない発色で素肌感をあと押し。
アイシャドウ向きのブラシでファンデーションを塗布することで、密閉感のない抜けのある仕上がりに。小回りがきくから目の下や口角、小鼻など細かな部分に使いやすい。
パウダーの域を超えたしっとり感と軽やかなつけ心地が秀逸。色ムラや毛穴は独自技術で光を操り、自然にカバー。パンソー(ブラシ)でふんわり塗布するのがおすすめ。
厚塗り感も、塗ってる感も、乾燥感もゼロ。軽いのにロングラスティングで、素肌感のあるナチュラルマットな仕上がりが続く。アジア人にマッチするシェード展開も◎。