銀座で最も売れている『銀座みゆき館』が作る、至極の和栗モンブラン
数々の名店が軒を連ねる銀座に、人生で1度は食べたい至極のモンブランを出すお店があります。『銀座みゆき館』は6丁目に本店を構える人気店で、いつも満席状態。多くのお客さんのお目当てがモンブランで、銀座一売れていると言われるほど。 なぜ、そんなにも人気なのか?真相を掴むため、『銀座みゆき館』を取材しました。
銀座で牽引した2大モンブランとは ?
『銀座みゆき館』がモンブランの販売をスタートしたのは2010年のこと。当時の日本では、土台にメレンゲを使用し、栗本来の茶色を引き出した本格派のモンブランはまだ珍しく、特に和栗を使ったものは都内で『銀座みゆき館』くらいだったそう。同じくモンブランで人気を博していたのが老舗パティスリー『アンジェリーナ』で、こちらは洋栗を使用したクラシックなものでした。 そのため、西は『アンジェリーナ』、東は『銀座みゆき館』といった具合で、2大モンブランと呼ばれるように。現在『アンジェリーナ』は移転しましたが、『銀座みゆき館』の人気は不動で1日300個以上作っても、閉店前に売り切れてしまうことがあるそう。
“銀座一売れているモンブラン”はなぜそんなに人気なのか
『銀座みゆき館』のモンブランの特徴は、何と言っても和栗の風味をダイレクトに感じられる味わい。その秘密はモンブランクリームで、和栗以外は一切加えていません。 開発時、様々な産地の栗で試行錯誤を繰り返した結果、素材本来の香りが一番引き出されたのが熊本県産だったそう。それから10年以上、『銀座みゆき館』のモンブランは熊本県産のみを使用。そのこだわりと変わらない味が愛され続ける理由なんだとか。
出来るだけシンプルに構成したモンブラン。断面を見るとボトムのメレンゲ、シャンティ、モンブランクリームのみ。食べると繊細な和栗の香りが口いっぱいに広がり、クリーミーでなめらかな舌触りです。 洋栗を使用したモンブランとは異なる、優しい味わいはまるで和菓子のよう。現在は旅行者にも人気だそうで休日は列が途絶えることがありません。 モンブランは本店の他、都内に8店舗を構える『銀座みゆき館』の全店舗で購入可能。おすすめは午前中で、作り立てを並ばずに楽しめます。 About Shop 銀座みゆき館本店 6丁目店 東京都中央区銀座6-5-17 みゆき館ビル1F 営業時間:日曜日~火曜日・祝日 11:00~22:00/水曜日~土曜日 11:00~23:00※ランチ 平日11:00~14:00 定休日:なし
園果わたげ