このレベルで選外!? 日本代表招集外メンバーの市場価値ランキング17位。まさかの急ブレーキ…。ピーク時5億からの下落
10月シリーズで、日本代表は招集メンバーに27人の選手を選んだ。もちろん、選出された選手は各リーグで目覚ましい活躍を見せているが、選外になった中でも多くの選手が大活躍を収めている。今回は招集外となった選手の中で最も市場価値が高い選手をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は『transfermarkt』参照、常連の冨安健洋、伊藤洋輝、浅野拓磨らは対象外とする。
17位:三好康児(みよし・こうじ) 生年月日:1997年3月26日 所属クラブ:ボーフム(ドイツ) 市場価値:200万ユーロ(約3億2000万円) 24/25シーズン成績:4試合0ゴール0アシスト 17位にランクインした三好康児(200万ユーロ/約3億2000万円)の市場価値の推移を見ると、山なりの曲線を描いている。 川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌、横浜F・マリノスとJリーグのチームを渡り歩いた三好は、22歳の2019年夏から活躍の舞台を海外に移した。 そして、海外で最初の移籍先となったベルギーのロイヤル・アントワープで、三好は自己最高の市場価値をマークする。 加入時には90万ユーロ(約1億4400万円)だった市場価値は、2年後の2021年夏には300万ユーロ(約4億8000万円)まで上昇している。1、2年目は途中出場が多かったものの、3年目は先発から使われることが多くなったのも、三好がチームに貢献したプレーを見せていたからだろう。 ただ、ここをピークに三好の市場価値は下降線を辿ることになる。その原因のひとつが怪我による長期離脱だ。2021/22シーズンでは約3ヶ月間、2022/23シーズンでは約半年間もの期間を棒に振ることになり、2023年夏にバーミンガムに移籍するときには現在の200万ユーロ(約3億2000万円)の価値まで落とすこととなった。 バーミンガムが所属するイングランド2部では、リーグ戦43試合に出場し6得点6アシストという好成績を残すものの、市場価値に変動はなかった。今夏からは新天地としてドイツのボーフムでリーグ戦7試合中5試合に出場と、まずまずのスタートを切っている。
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