F1メキシコシティGPの舞台裏!年齢差21歳!18歳の新人キミ・アントネッリに39歳の7冠ハミルトンがアドバイスしたこととは?クラッシュから学んだ教訓
F1メキシコシティGPの金曜日フリー走行1回目でルイス・ハミルトン(メルセデス)のマシンのステアリングを握ったキミ・アントネッリは「落ち着いて走った」と語った。 ●【2024F1第20戦メキシコシティGP】全セッションの結果・タイムスケジュール 今年初めにフェラーリと電撃契約したルイス・ハミルトンに代わり、18歳のキミ・アントネッリが母国のF1イタリアGPで2025年からハミルトンの後継者となることが発表された。その後、すぐにフリー走行1回目で公式デビューを果たしたものの、気合いが入りすぎたのかクラッシュしてしまった。その時に壊したのはジョージ・ラッセルのマシンだったが、今回のメキシコで乗るのは、F1の歴史に名を刻んだ7冠のハミルトンのマシンだ。 ■39歳の7冠ハミルトンが18歳の新人キミ・アントネッリにアドバイスしたこととは? 木曜日、7冠のハミルトンは、若きイタリア人が自分のクルマをクラッシュさせるのではないかと心配しているのではないかと尋ねられると、次のように語った。 「個人的にはそうは感じていないよ。キミは若いけど、最初の経験から学んでいる。僕たちはここメキシコで一緒にブリーフィングを行った。なぜなら、彼は来年ボノと仕事をするからだ」 「それに僕は彼に『最初の周回で世界を驚かせる必要はない』と言ったんだ。ただ慣れていけばいい、楽しめとね。トラックは序盤は本当に汚れているからね、と彼に言っておいたよ。」 ■慎重に走ったとキミ・アントネッリ アントネッリは最終的にフロアの破片によるダメージによりペースが影響されたと考えられているが、最終的に19周を走り、ラッセルの最速ペースから1秒以上遅かった。 「リスクは取りたくなかったから落ち着いて走った。チームとのプログラムがあったし、モンツァのようなミスはしたくなかった」とアントネッリは『スカイ・イタリア』に語った。 「余裕は感じていたけど、無理をする必要はなかった。経験を積むことができたし、満足しているよ。それが僕がしたかったことだからね。」