アリアNISMO発表! 電動化も進む日産のスポーツラインアップが集合した【東京オートサロン2024】
多彩なコンセプトカーで日産ワールドを表現する
ブース中央にNISMOの4台を並べた日産ブースは両サイドに「キャラバン」、「エクストレイル」、「ルークス」、「マーチ」などのコンセプトカー、オーテックによる「セレナ」と「エクストレイル」スポーツスペックコンセプトを並べている。 キャラバン「Disaster Support Mobile-Hub」は、防災支援を目的にしたコンセプトモデル。中古のリーフから回収した「ポータブルバッテリー from LEAF」を17台搭載することで、スマートフォンの充電ステーションとなるほかパソコンを使えるデスクを用意するなど、小さな自治体の対策本部を想定した仕様となっている。 企画時点では能登半島地震が起きることなど思いもよらなかっただろうが、地震大国である日本だけに、こうしたキャラバンが全国の自治体に配備されるようになる未来がくれば安心につながることだろう。 そのほか、セレクトショップBEAMSが監修した軽スーパーハイトワゴン「ルークス」のコンセプトカーは、市販化を期待したくなる完成度で、熱い視線を集めていたのも印象的。 現実味のあるコンセプトカーに期待が高まる日産ブースはとなっていた。
山本 晋也