オク・テギョンとイ・ジュンギがスペシャルイベントに登場! 大ヒット韓国ドラマ「ヴィンチェンツォ」と「悪の花」の裏側が明らかに
「悪の花」からはイ・ジュンギが登場
続く「悪の花」ステージでは、イ・ジュンギが登場。ベージュ色のトップスに身を包み、「日本の皆さん、お久しぶりです! 会場の雰囲気がとても素敵ですね」と爽やかに挨拶をすると、会場からはイ・ジュンギの名前を呼ぶ声が飛び交いました。 「悪の花」という作品について聞かれると、「結婚した夫の役を演じるのは初めてでしたし、夫婦間のサスペンスやスリラー、そしてロマンスもあって、みなさんの心を燃えさせるように演技をしたいと思っていました」と撮影当時の心境を明かしました。 そして、「悪の花」でも行われた「ファンが選ぶ名シーン総選挙」。10個の名シーンの中から、5位に選ばれた【(エピソード15より)ヒソンにナイフを構え、襲い掛かるヒョンスのシーン】について「良いシーンとして選ばれたらいいなと思っていましたのでキャスト・スタッフの想いが伝わったのだなと嬉しい気持ちです」と喜びを口にしました。 「悪の花」の「名シーン総選挙」で1位に選ばれたのは【(エピソード11より)橋の上で泣き崩れながらジウォンに訴えかける場面】。ファンからの「子どものように号泣するシーンに胸が締め付けられました」というコメントが読み上げられると、「『悪の花』には、子どものように泣くシーンがたくさんありました。ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく過程を描いたドラマでもあったので、彼の感情を純粋に受け止めてほしいと思っていました」と語りました。 さらに、「ヒョンスが感情をひとつひとつ感じていく様子を、僕がキャラクターに服を着せて表情を見せていくように作り上げていきました。僕にとって祝福のような作品でした」と作品への想いを明かすと、会場は温かい拍手に包まれました。
脚本家ユ・ジョンヒからのメッセージには感慨深い表情も
「悪の花」の脚本家であり、友人でもあるというユ・ジョンヒさんからも、イ・ジュンギさんへのメッセージが寄せられました。 「ジュンギさんが『悪の花』を選んでくれたことで、私が心から愛する『悪の花』という作品がつくられました。ありがとうございます。イ・ジュンギじゃないド・ヒョンスは想像すらできません。作家にとって最高のプレゼントです。ファンであり、友達としてイ・ジュンギを応援しています。作家としては、もう一度作品を通してお会いしたいですね。『悪の花』とは全く違う真新しいストーリーで」という、胸が熱くなるような愛のこもったメッセージが読み上げられると、感慨深い表情を浮かべながら、じっと耳を傾けていました。 そして、「ありがとうございます。感動しました。想いが伝わってきました」と微笑むと「多くの製作スタッフ、脚本家、演出家の方たちがこんなに愛情をもってくれたのは、ファンのみなさんがいつも僕のことを愛してくれるからです。僕の原動力になってくれて、そして、人生のパートナーになってくれて本当にありがとうございます」とファンへの感謝の気持ちを述べると、会場からは拍手が沸き起こりました。 続く、ファンからの質問コーナーで「俳優23年目の今、俳優としての欲は何ですか?」と聞かれると「俳優としての欲は現在進行形で持っています。その欲がなくなったらイ・ジュンギとしての存在意義もなくなってしまうと思うんです。みなさんから『欲張りすぎ』と叱られたとしても、今後も欲を持っていきたいです」と真摯に語りました。 さらに、「好きな言葉は何ですか?」と聞かれると、「日本語では『知らんけど』が好き!」と意外な回答が飛び出し、会場からは大きな笑いが。 また、「ヒソンとヒョンスの2役を演じ分けるにあたり、工夫したことは?」という質問には「僕はファンの方たちの前でも、視聴者の方たちの前でも、僕が演技をしていると思われたくないんです。その人として、そこにいたいんです。だから、その人物の人生を生きていると見せる事を心がけ、皆さんに感動や驚き、謎などを感じていただけるよう日々積み重ねていました」と振り返りました。