レアル・マドリー凋落の最大の原因とは?
C・ロナウドがいた時代もそのプレーは場当たり的で
CLではラウンド・オブ16でアヤックスにまさかの大敗。4連覇の夢は儚く潰えた。(C)Getty Images
4週間で3度あったエル・クラシコでひとつも勝てず、さらに4連覇が懸かったチャンピオンズ・リーグ(CL)もアヤックスに不覚を取り、ベスト16で敗退。マドリーの今シーズンの無冠が決定的となった。この凋落を招いた最大の原因とは――。(文:ヘスス・スアレス・訳:小宮良之 2019年3月20日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック スペイン』を転載) ―――◆―――◆――― 「やはりクリスチアーノ・ロナウドの退団が痛かった」 今シーズン、レアル・マドリーが陥った不振の原因を、元エースの離脱に求める者はいまだに少なくない。 2月27日、コパ・デル・レイの準決勝第2レグで、宿敵バルセロナに0-3の大敗を喫してタイトル獲得の可能性が消滅すると(アウェーの第1レグは1-1)、その3日後、ラ・リーガでのエル・クラシコにも0-1で敗北。いずれも本拠地サンティア
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