森永卓郎氏 値上げラッシュ前に買いだめした食料品とは?「生活防衛をしないと追い込まれていく」
経済アナリスト森永卓郎氏(67)が1日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に生出演し、2025年の値上げを前に買いだめした食料品について語った。 【写真あり】森永卓郎氏が買いだめした食料品 国民民主党が掲げていた「手取りを増やす施策」として、年収103万円の壁の引き上げが始まる。しかし、国民民主が求めていた引き上げ額178万円に対し、自民・公明両党が決定した大綱では、基礎控除と給与所得控除をそれぞれ10万円ずつ引き上げた123万円にとどめた。さらに、高額医療費の負担限度額が引き上げられる。 さらに追い打ちをかけるのが、値上げだ。1~4月に飲食料品6121品目もの値上げが控えており、国民生活にとってネガティブな要素がてんこ盛りだ。森永氏は「去年は物価高に悩まされた。ちょこっと物価上昇が落ち着いてきたかなと思っていたんですが、再び食料品の値段に火が付くかもしれないということで、今月(から)、6121品目という、結構大きな値上げが予定されていて」と解説した。 その中でも警鐘を鳴らしている品目があるという。「今月一番影響が大きいのは、パンです。パンが一斉に値上がりします」と予告。「ちなみに昨日、私が何をしたか。スーパーで売れ残っていたパンを半額で買ってきて、事務所の冷凍庫にぶっ込みました」と、値上がりを見越してまとめ買いしたという。 パーソナリティーのフリーアナウンサー垣花正が「さすが」と感心すると、森永氏は「これで1カ月分くらい」と説明。「ビールも値上がりするするということで、しっかり生活防衛をしないと、どんどん厳しい家計に追い込まれていく」とリスナーに呼びかけていた。