福井市でハヤブサ1羽、鳥インフル陽性
福井県は11月10日、福井市で回収されたハヤブサ1羽が、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査で陽性と確認されたと発表した。今後、国で遺伝子検査が行われる見通し。 県によると、9日に福井市内で衰弱したハヤブサを回収。県自然保護センターに持ち込み後、死亡した。10日に高病原性鳥インフルエンザウイルスの簡易検査を行ったところ陽性を確認した。 県は10月29日、滋賀県長浜市で高病原性鳥インフルエンザの疑い事例が発生したことを受けて対策会議を開き、福井県内で渡り鳥が多く集まる場所をパトロールした結果、同日時点で異常は確認されなかったことを報告していた。 今後、回収地点の周辺半径10キロ圏内が野鳥監視重点区域に指定され、県は監視を強化する。
福井新聞社