古賀紗理那がブラジルの“ガビ超え”29得点! 強烈スパイクで海外メディア魅了もフルセットの末に惜敗【女子バレー】
バレーボールのネーションズリーグ(VNL)は5月28日、女子日本代表は決戦の地を中国・マカオに移してブラジルと対戦。日本(世界ランキング8位)は、同ランク2位のブラジルにセットカウント2-3(26ー24、24-26、25-19、20-25、11-15)で敗れた。 【動画】いいぞキャプテン!古賀紗理那の強烈スパイクがブラジルを翻弄 第1セットは古賀紗理那と石川真佑の得点で12-8とリードしたところでブラジルがタイムアウトを取る。その後、追い上げを食らい、16-16の同点から3連続得点を決められて18-20と逆転されてしまう。しかし、林琴奈と古賀の3連続得点で再逆転し、デュースまでもつれたものの、26-24とこのセットを取った。 第2セットはブラジルのエース・ガビに2連続サービスエースを決められるなど、このセットを24-26で取られたが、第3セットは古賀のサービスエースで連続ポイントを奪って20-12とリードを大きく広げると、25-19と取り返す。 第4セットは20-25で取られてフルセットに突入。第5セットはブラジルの勢いに押されて、最後は石川のスパイクがアウトになってしまい、11-15でこのセットを落として、敗れた。 フルセットの末に惜しくも敗れた日本だが、この試合、主将の古賀の攻撃が光った。両チーム最多となる29得点(内、サーブ2、ブロック1)を挙げ、ガビの24得点(内、サーブ3)を上回る活躍を見せた。 海外メディアも古賀の活躍に反応。バレーボール専門メディア『Vsever 2.0』はXで「サリナ・コガによるロベルタとダイアナへの攻撃」と、古賀がブラジル戦でスパイクを決める映像を添えて投稿した。 トルコラウンドを3勝1敗で終えた日本は、強豪ブラジルをあと一歩まで追いつめたが惜敗。次戦は30日にフランスとの対戦が待っている。まずはマカオでの初勝利をつかみ取りたい。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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