「さすがにそろそろ大ブレイクしなきゃ…」眉村ちあきが語る意外な戦略
アイドルであり、シンガーソングライターであり、実業家。 高い歌唱力に加えギターを弾き語りするスタイル、明るく自由奔放なキャラクターで人気の“弾き語りトラックメイカーアイドル”眉村ちあきさんが、映画『ハードボイルド・レシピ』に主演しました。 【画像】マルチに活躍する眉村ちあきさん 本作は、悪党専門ボディガードの少女が裏取り引きの運び屋をガードするサスペンス・アクションで、その主人公を眉村さんがクールに熱演。エグゼクティブ・プロデューサーと音楽も務め、多彩な才能で魅了します。 本作公開と同時に新曲リリースや全国ツアーなど、大活躍の眉村さん。その原動力の裏には熱い想いがありました。
監督がのびのびと作品を撮れるように
――今回の作品ですが、主演だけでなく、音楽とエグゼクティブプロデューサーも兼ねて作られたそうですね。 眉村ちあき(以下、眉村):もともとはファンクラブ内で短い動画を配信していて、途中から松浦本監督が「長編にしよう」と発案したことから始まった企画なんです。当初はショートムービー7本にしようと思っていたところ、4~5本目くらいで今回の作品に変化しました。わたしもそんなにクリエイティブ心がかき立てられているなら「やっちゃおうぜ!」と。 自分も音楽制作をする上でのびのびと制作できる心地よさを知っているので、監督がのびのびと作品を撮れるように、予算などは私が「引き受けましょう」と。事務所が一致団結して長編を作ろうということになりました。 ――昨年先行公開もされましたが、改めて公開を迎えた心境はどうですか? 眉村:先日シネマート新宿さんに行かせてもらったのですが、とても広かったんですよね。そこで上映されることがとても不思議な感じです。音楽ライブは遠くから「おーい!」という感じですが、自分の顔が大きなスクリーンで映ると思うと、ちょっと恥ずかしい気持ちがあります。 でも達成感はありますし、感慨深いですし、感動もしています(笑)。
ある意味もっとも怖いキャラクター
――演じられたキャラクターは悪党専門のボディガード役で、普段のイメージとは異なる役柄でしたね。 眉村:子どもなのか大人なのか、ふわふわしているような人柄の女の子で、しっかりしていなさそう、ぼーっとしていそう、何もできなさそうなど、幼児性を備えた女の子ですが、実はボディガードで、めちゃくちゃ強いんです。 だから、周囲をダマすことができる女の子なのかなと。戦うときは鋭い目付きで機敏。どこまでが本気なのか、彼女の手のひらで踊らされているのか、ハッとさせられるような瞬間もあり、ある意味もっとも怖い存在。そんなキャラクターです(笑)。