【奈良県 2024年版】秋の絶景・風物詩10選 紅葉と緑が織り成す“錦の里”「正暦寺の紅葉」
◆藤原宮跡のコスモス
藤原宮は、中国の都城にならい、日本で初めて建設された本格的都城。現在、宮跡には原野が広がり、秋になると一面にコスモスの花が咲き誇ります。 約30,000平方メートルの大地に咲き誇るコスモスは6種類で、総数はおよそ300万本。敷き詰められたコスモスを耳成山、天香久山、畝傍山の大和三山の眺めとともに楽しめる絶景スポットです。 藤原宮跡のコスモス(ふじわらきゅうせきのコスモス) 所在地 奈良県橿原市高殿町ほか
◆曽爾高原のススキ
曽爾高原は、倶留尊山と亀山の西麓に約40ヘクタールにわたって広がる高原。秋になるとススキが一面を覆い、夕陽に照らされて黄金色に輝く光景が見られます。 広大な高原に群生する金色のススキが、風になびいて波打つさまが牧歌的で美しい絶景スポットで、時間帯ごとにさまざまな美しさを堪能できます。 曽爾高原のススキ(そにこうげんのススキ) 所在地 奈良県宇陀郡曽爾村太良路
◆談山神社の紅葉
談山神社は、大化の改新前夜に中大兄皇子と中臣鎌子(後の藤原鎌足)の談合した場所を「談い山(かたらいやま)」と呼んだことがその名の由来とされる、藤原鎌足が祀られている神社です。 重要文化財に指定される数多くの絢爛たる社殿を、約3,000本の紅葉したカエデが染め上げる情景は、「関西の日光」とも呼ばれています。 秋には境内一帯のカエデと多武峰の深い木立が全山で紅葉して、壮麗な朱塗りの十三重塔に花を添えます。 談山神社の紅葉(たんざんじんじゃのこうよう) 所在地 奈良県桜井市多武峰319
◆西行庵の紅葉
吉野の奥に位置する西行庵は、「新古今和歌集」の代表的歌人の1人である西行が、武士の身分を捨て法師となり、3年間侘住まいをしたと伝わる小さな庵。 奥千本の静寂で神秘的な空間で、赤色や橙色に紅葉した木々に包まれる西行庵は、どこか哀愁を漂わせ、隠れ紅葉スポットとして人気です。 西行庵の紅葉(さいぎょうあんのこうよう) 所在地 奈良県吉野郡吉野町吉野山