新日本プロレスの永田裕志がちゃんよたに故橋本真也さん仕込みのキックとナガタロックを伝授【PPPTOKYO】
新進気鋭のプロレス団体「PPPTOKYO」に所属する女子プロレスラーのちゃんよたが“ミスターIWGP”こと新日本プロレスの永田裕志から故橋本真也さん仕込みのキックと「ナガタロック」を伝授された。 ちゃんよたと永田は12月10日配信の互いのYouTubeチャンネルでコラボ。永田の「永田裕志のゼァ!チャンネル」ではちゃんよたの「レスラーとしての技を広げたい」という悩みに永田がプロレスラーの先輩としてアドバイス。その流れで「ちゃんよたYouTubeチャンネル」では2人が特訓を行った。 特訓では「蹴りを教えてもらいたい」というちゃんよたに永田は「亡くなられた橋本真也さんから教わった」という、オーソドックスの構えから下半身を右足前にステップしたうえでの左ミドルキックを伝授した。 ちゃんよたは最初こそステップのタイミングをつかめなかったものの、永田のアドバイスですぐにマスター。続いて右ロー、左ミドルからの延髄斬りといったコンビネーションにもトライした。 またちゃんよたはそのパワーを生かしたアルゼンチンバックブリーカーが得意技ではあるのだが、まだこの技ではフィニッシュが取れていないということもあり、締め技についてもアドバイスを求めると永田は自らの代名詞でもある「ナガタロック」を伝授。
ナガタロックは数種類あり、さまざまな部位を痛めつける技なのだが、「彼女は手足が長いから」とグラウンド式の腕極め顔面締めのⅡ、相手の上半身、首、顔面を締めるⅢ、そこから移行するリバースナガタロックⅢを伝授。ちゃんよたはスパーリングパートナーを相手にすぐにマスターした。 永田といえば「ゼアッ!」の掛け声と敬礼ポーズが代名詞。ちゃんよたが元警官ということもあり、永田は敬礼ポーズ+ナガタロックⅠのコツも伝授し「技は継承されていくものですから」とその使用を快く許可した。 最後は「女子の中では背も立派だし手足も長いのでいろいろな可能性がある。体格を生かした技はまだまだいくらでも見つかるはず。今日は僕からということでナガタロックを紹介したが、より合う技はまだあると思う。人の技を見て盗むのもいいし、そこから自分で新しく開発するのもいい。キャリア3年、まだまだ先があるからどんどん見つけていくことも大事。その中で自分のオリジナルを作ってくれればと思う」とレスラーとしての心構えもアドバイスした。 ちゃんよたは「12月10日にPPPの年内最終公演があるので、練習して使いたい」と意欲を見せた。 PPPTOKYOは10日に東京・新宿歌舞伎町の新宿FACEで『PPPTOKYO「Eternai Emotion-永遠の遊宴-」』を開催。ちゃんよたはZONESと組んで、真琴、ブランカ真帆組と対戦する。