「結婚して10年、常に家族ファースト」 働き方を変化させてきた妻の姿が夫と子どもに好影響
夫 近藤和行［41］理学療法士/ピラティスインストラクター こんどう・かずゆき◆1983年、埼玉県生まれ。整形外科クリニックで肩こりや腰痛、ひざの痛みがある人へのリハビリテーションを担当、学生や若手教育も担う。副業として働く人に向けた肩こり腰痛改善の情報発信、オンラインレッスンもする よく笑い、柔らかい物腰の妻ですが、自分の考えをしっかりと持っています。どんなことも予定通りにこなしたいと思ってしまう自分に対して「もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃない？」と声をかけてくれるので、とてもありがたいです。 結婚して子どもが生まれたのを機に、妻は働き方を少しずつ変えてきました。大変なことも多いと思いますが、楽しみながら目標に向かって充実した毎日を送っている姿はかっこいい。私も影響を受け、自分の活動範囲を広げていきたいと思えるようになりました。 40代に入り、これまで以上に病気やけがをしにくい体づくりや健康への関心が高まっています。本業は理学療法士ですが、副業で肩こりや腰痛改善の情報を発信したり、オンラインでピラティスの指導をしたりしています。 家族全員が団結していながら、それぞれがやりたいことをやれる環境をつくっていくのが、私の務めだと思っています。 （構成・浴野朝香） ※AERA 2024年10月21日号
浴野朝香
