ドジャース・フリーマン（AP）

　MLB公式サイトは27日（日本時間28日）、ドジャースは左肩亜脱臼の大谷翔平投手（30）がヤンキースとのワールドシリーズ（WS）第3戦（28日＝日本時間29日）に出場できない場合でも「実用的なプランBがある」と報じた。 【写真あり】グラウンドに降りた際の大谷翔平の真美子夫人 　冒頭で「大谷は間違いなく球界最高の打者。左肩亜脱臼で走塁は制限されるが、打席では依然として力を発揮する。要するに、大谷の代わりはいない」と定義。デーブ・ロバーツ監督が第3戦での大谷の起用を示唆しており「代わりは必要ないかもしれない」と断りながらも、ドジャースの選手層と多様性からすれば「可能な限り万全の態勢を整えているかもしれない」と指摘した。 　大谷欠場時のプランとしてまず考えられるのは、右足首捻挫を抱えながら出場を続けているフリーマンのDH起用。一塁はフリーマンの代わりにマンシーに守らせ、空いた三塁にはE・ヘルナンデスを回す。さらにエドマンのユーティリティー性を活用し、エドマンを遊撃で起用する場合は中堅にパヘスを置き、守備優先ならエドマンは中堅、遊撃にはロハスという布陣だ。 　同サイトは先攻のドジャースが攻撃優先で、大谷不在時は以下のラインアップが考えられるとした。 (1)　右　ベッツ (2)　DH　フリーマン (3)　左　T・ヘルナンデス (4)　一　マンシー (5)　三　E・ヘルナンデス (6)　二　ラックス (7)　捕　スミス (8)　遊　エドマン (9)　中　パヘス 　打順は従来の2～4番を1～3番に繰り上げ、マンシーを4番に起用する。大谷を「1番・DH」で起用する「プランA」が「はるかに良いラインアップ」としながらも、「プランB」でも選手層の厚さが生きるとしている。