薬局で倒れて九死に一生! アナフィラキシーから奇跡的に生還した米国人女性とスタッフの好判断
米バージニア州に住む女性がアナフィラキシー(重度のアレルギー反応)を起こしたが、何とか薬局にたどり着き、スタッフらの適切な対応で奇跡的に命を取り留めた。 【写真】105歳アメリカ人女性が奇跡的に助かる!フロリダ州の自宅に竜巻直撃、家屋は倒壊したけど… 九死に一生を得たのは、同州フェアファックス郡クリフトンに住むブルック・フルハムさん(写真右)。11月18日、同郡バークにある大手薬局チェーンCVSで息子の処方箋を受け取った後、車に乗った時、アナフィラキシーの症状を感じ始めた。 車のサンバイザー(日よけ)の鏡に映った自分の顔が「完全に腫れ上がり、目がほとんど閉じている」ことに気がついた時には、もう手遅れになりかけていた。 「息もできなかった」というブルックさん。車内においてあったエピペン(アナフィラキシーを緊急に治療するための自己注射器)をつかんで、よろめきながらCVSに戻り、店内で倒れた。そして駆け寄ったスタッフにエピペンを渡し、意識を失った。 CVSのマネジャーとスタッフ2人がブルックさんにエピペンを打ち、緊急通報を行って救急車を呼んだ。ブルックさんは病院に搬送され、その日の午後3時には退院できた。 医師らによると、アナフィラキシーの症状が出始めた時、すぐにCVSに戻るという判断をしたこと、それにエピペンを持っていたことで奇跡的に命が助かったという。 原因ははっきりしていないが、ブルックさんはアレルギー免疫療法を受けており、それがアナフィラキシーの原因ではないかと考えている。同時にエピペンを車に置いていたのも、そのためだったという。 ブルックさんは翌19日、CVSに行き、命を救ってくれた3人に涙ながらに感謝の気持ちを伝えたそうだ。 ◇ ◇ ◇ 九死に一生、奇跡のエピソードをもっと読みたい人は、以下の■関連記事もぜひ!