【厚生年金】「2024年度から増額したとはいえ月額10万円です。同じぐらいの人って多いですか?」一覧表で厚生年金の平均受給額をチェック
厚生年金「月額10万円以上」受給する人は全体の何パーセント?
厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとに、厚生年金を「月額10万円以上」受給する人の割合を見ていきましょう。 以下に、厚生年金の受給額ごとの人数を1万円刻みでみていきます。 ●【厚生年金】受給額ごとの人数(1万円刻み) ・1万円未満:6万1358人 ・1万円以上~2万円未満:1万5728人 ・2万円以上~3万円未満:5万4921人 ・3万円以上~4万円未満:9万5172人 ・4万円以上~5万円未満:10万2402人 ・5万円以上~6万円未満:15万2773人 ・6万円以上~7万円未満:41万1749人 ・7万円以上~8万円未満:68万7473人 ・8万円以上~9万円未満:92万8511人 ・9万円以上~10万円未満:112万3972人 ・10万円以上~11万円未満:112万7493人 ・11万円以上~12万円未満:103万4254人 ・12万円以上~13万円未満:94万5662人 ・13万円以上~14万円未満:92万5503人 ・14万円以上~15万円未満:95万3156人 ・15万円以上~16万円未満:99万4044人 ・16万円以上~17万円未満:104万730人 ・17万円以上~18万円未満:105万8410人 ・18万円以上~19万円未満:101万554人 ・19万円以上~20万円未満:90万9998人 ・20万円以上~21万円未満:75万9086人 ・21万円以上~22万円未満:56万9206人 ・22万円以上~23万円未満:38万3582人 ・23万円以上~24万円未満:25万3529人 ・24万円以上~25万円未満:16万6281人 ・25万円以上~26万円未満:10万2291人 ・26万円以上~27万円未満:5万9766人 ・27万円以上~28万円未満:3万3463人 ・28万円以上~29万円未満:1万5793人 ・29万円以上~30万円未満:7351人 ・30万円以上~:1万2490人 ※国民年金部分を含む 10万円以上~11万円未満に属する人は112万7493人です。 10万円台の人は割合にすると全体のおよそ7%となっています。 また、10万円以上の厚生年金を受給しているのは1236万2642人で、割合にすると約77.3%です。 ほとんどの方が厚生年金を10万円以上受給していることがわかりました。 生命保険文化センターが発表している2022年度の「生活保障に関する調査」によると「夫婦2人で老後生活を送るうえで、日常生活費として月々最低いくらくらい必要と考えているか」という問いに対し、結果は月額平均23万2000円となっています。 なお、2024年度の年金額は2.7%の増額となっており、6月14日(金)から2024年度分の年金が支給されています。 インフレが進む日本では、厚生年金を10万円以上受給できたとしても、生活費をまかなうのは難しいでしょう。 ただし、夫婦ともに厚生年金を受給する場合はいくらか余裕ができるかもしれません。 では、厚生年金よりも受給額が少ないとされる国民年金では月額平均でいくらになるでしょうか。参考までにみてみましょう。