911のようなドライビングプレジャーを提供するサルーン 第3世代ポルシェ パナメーラのテストレポートを含むアップデート情報!
デザイン: 細部の変更
第3世代「パナメーラ」の外観は、新世代というよりもフェイスリフトに近い。デザインは細部が変わっただけだ。フロントのナンバープレート上部に追加されたエアインテークは、よく目立つ特徴だ。また、リヤにはより強力なウイングと再設計されたライトシグネチャーがあるが、これに気づくのは専門家だけだろう。
パワーユニット: 最もパワフルな市販パナメーラ(アップデート情報!)
プラグインハイブリッドが第3世代の駆動システムの大半を占める。これは現在発表されているトップモデル、「パナメーラ ターボS E-ハイブリッド」にも当てはまる。4リッターV型8気筒エンジンと電動モーターを組み合わせた最高出力は782馬力、最大トルクは1000Nmを発生し、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は325km/hに達する。
GTSは20馬力アップ
ポルシェが新世代モデルにも設定する「GTS」は、特にスポーティでピュアなモデルだ。ここにも4リッターV8が搭載され、20馬力パワーアップして500馬力となっている。ゼロから100km/hまで3.8秒、最高速度は302km/h。
PHEVでの航続距離は最大92km
「GTS」と「パナメーラ」と「パナメーラ4」が電動化されていないバージョンとなる。他のすべてのバージョンは、140kW(190馬力)のより強力な電動モーターを備えたプラグインハイブリッドとして登場し、この電動モーターは新しい8速PDKのハウジングに完全に統合されている。この電動モーターは、やや重量のある25.9kWhのバッテリーパックからエネルギーを得ており、11kWの車載充電器で充電できる。航続距離は?駆動システムにもよるが、新型パナメーラの純粋な電動モードでの航続距離は、従来の最大53kmから最大92kmに伸びた。
インテリア: 新しい操作ロジックはタイカンから採用
「パナメーラ」には、「タイカン」で導入されたドライバー中心の操作系コンセプトが採用されている。フルデジタルディスプレイ(独立型12.6インチ曲面ディスプレイ)、多彩なカスタマイズオプション(オプションで助手席用ディスプレイ)、すべて直感的な操作が可能となる。
【関連記事】
- 【ひねもすのたりワゴン生活】滋賀から城崎、そして神戸 5日間1500㎞のクルマ旅 その12
- 【カルト356テスト】伝説のエンジンを搭載した特別な1962年製「ポルシェ356 B カレラ2 カブリオレ」をテスト!
- 【イタリア製ポルシェ911?】「ラブ イレブン バックデイト-911(Lab Eleven Backdate-911)」このクラシックなスタイルの911は993のレストモッドだ!
- 911の進化はとどまるところを知らない!パフォーマンスハイブリッドを搭載した「ポルシェ 911 GTS」の走りは?
- 【追加&アップデート情報】息が止まるほどの加速力と最高精度のステアリング 試乗レポートを含む新型ポルシェ マカンの情報総まとめ!